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いつのまにか、BMXに染まってしまったオヤジの日記   No Limit!オッサンだって負けないぜ!!!
by bmx7be
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大会総括
5月25日に日本を出発し、2500km先にある、中国の山西省太原市で行なわれた
BMX世界選手権大会に参加してきました。

会場の太原市は中国の23ある大都市の内の一つで、東西を山脈に囲まれた盆地(標高800m)にあります。
昔から工業が盛んで、近年は観光に力を入れおり、史跡・観光名所が随所にある街なのですが、日程の関係でどこも見る事が出来なかったのが心残りでした。

 大会は年齢別に5~6歳クラスから45歳以上クラスまで、全41クラスに細かく別れており、
私は40~44歳クルーザークラスに参加しました。

初めて参加する世界選手権大会でありながら、日本チームの副団長という大役目も果たさなくてはならず、何時に無く緊張した日々を過ごしました。

 コースは全長345mとホームコースとしている、国営ひたち海浜公園内BMXコースより40m短いものの、スタート台の高さは1.5倍以上、ジャンプの長さも7mは超えており、中々の難コース。

2日間の公式練習でコースを攻略しよと頑張ったが、スタート直後の7mジャンプが上手くいかず、後半のリズムセクションでは体が追従しきれない。
しかも、日中の気温は30度で空気は乾燥しており、
さらには埃で口の中はパサパサ。
競い合うライダー達は身長190cm体重90kg以上はあろう大男ばかり。
真に前途多難である。

 大会は4日間に亘り行なわれた。
前半2日間は年齢別チャレンジクラス。
選手召集は英語と中国語で行なわれたので、ちびっ子達はそれだけで不安で一杯。
日本チームの6歳の子供から30歳を越すライダーを
スタート台に送り出すのも、副団長としての大きな役目。
スタッフ業で、あまりレース観戦・応援は出来ませんでしたが、34名中17名の選手が決勝に進出し、更には2名の優勝者が出るなど、日本BMX界始まって以来の快挙に、選手団は大いに盛り上がりました。

 大会3日目は、120名の各国代表選手が世界最高峰を決める、プロクラスで熱い戦いを見せてくれました。
アメリカ、フランス、オーストラリアのBMX大国が勝つだろうとの大方の予想に反して、
優勝選手は人口230万人のバルト海に面する北東ヨーロッパのラトビア共和国。
2ヶ月後に開催される、オリンピックに照準を合わせて、色々な国がレベルを上げてきたという事の象徴的結果でした。

 大会最終日は、私が参加したクルーザークラス。
予選で競うのは、アメリカ、フランス、イギリス。
昨年の同クラス世界選手権大会で8位の選手も居ます。
予選第一、第二ヒート:スタートゲートが倒れて一斉にスタート。
出だしは殆ど同時でしたが、最初のジャンプで遅れをとり、そのまま6位でゴール。
予選最後の第三ヒート:最初のコーナーまで何とか皆に着いて行きましたが、後半のリズムセクションでバランスを崩し転倒、予選敗退。

初めての世界選手権大会は終了しました。

自身の結果が出せずに非常に残念な大会でしたが、日本の子供達が大活躍し、国別対抗では2位を獲得出来た事が何よりの収穫でした。

また、各国のライダーや大会を運営してくれたボランティアスタッフ達と交流が図れたり、
日常生活では味わえない貴重な経験を得る事が出来ました。
by bmx7be | 2008-06-02 00:04 | レース
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